AED
今回はAEDについてです。
自動で、体の外から電気ショックするということです。
最初にいいますが、電気ショックは治療ではないです。
そもそも、心臓が悪い人がなにかのタイミングで、心臓が変な動きをして、
変な動きをした心臓は、血を全身に送れなくなって、倒れるのです。
➡胸骨圧迫で心臓の変わりをして、血を送るのです。
しかし、そのままでは心臓の変な動きは変わりません。
だから、AEDの出番‼‼ 電気ショックをするのです。
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心臓がびっくりして、いったん動きがリセットされます。
次に動く時に、その人の普通に近い心臓の動きが出れば、
血が送られていくという感じですね。
昔は電気ショックがなくて、亡くなる人が多かったみたいです…。
だから、全国に広めていく運動ができて、どこでも見かけるようになったんですねー👍
☆もっと聞きたい人はコメントくれれば、たくさん語ります。(笑)
さて、AEDですが、ショッピングモールや学校など
様々な場所に設置してあるのをよく目にしますよね。
医療従事者の方であれば気にして見つけるようにしている人も
中にはいるかもしれないですね。
どんなのか気にして見てしまいます。
AEDの使い方を一応説明していきますが、
AEDに電源を入れると自動アナウンスで操作方法を説明してもらえます。
事前に流れを知っておくことは、落ち着いて操作するために有効かも◎
①蓋を開ける(自動で電源が入る)
蓋を開けたら、電源が入るもの、電源ボタンを押すもの色々あります。
また、小児モードにするのは🐻のキーを使ったり、小児パッドのコネクタをつなげたりすると小児モードになったりします。
電源さえついたら、だれでも使えるように音声流れますので、まず電源ですね。
②電極パッドをコネクタに接続して、胸に張る
基本的には倒れている人の右胸の上と左胸の下
(助ける人から見ると左胸の上と右胸の下)
➡心臓に刺激を与えるために行うので、心臓を挟むように貼り付ける感じです。
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注意が必要な人
■埋め込み型除細動器およびペースメーカー
≪胸またはお腹に塊が感じられるので見て触ると分かる≫
埋め込み型の医療機器の直上にAEDパッドを貼ると、
機器により心臓に伝わるショックが途絶える可能性がある。
➡埋め込み型の医療機器から少しずらす
医療者の方へ▼
ICD(埋め込み型除細動器)について
体内で除細動されるので、AEDほど電気は流れませんが、倒れた人でなんか埋め込んでるから、少し離してAEDを貼っていたら、突然全身がビクッと動くことがあると思います。それはICDの電気ショックが発動したと思ってください。
しかし、それでも自分で動いたり、意識が出ないなら、AEDはそのまま使っていいです!
また、病院でペースメーカーがついている人に電気ショックしたら、循環器医師にみてもらってください。壊れていることがありますので、注意。
■胸毛が濃い
胸毛に張り付いているだけの可能性が高く、心臓のリズムを正しく解析できない。
➡AED付属のカミソリで胸毛を素早く剃る。
パッドがもう一枚あるときは、1枚で胸毛を引きはがす。
日本国内でカミソリはないかも。経験ないです。日本人は毛が薄い(笑)
■水で濡れている
水にぬれていると電気を通しやすくなるため、過剰なショックを与えてしまう。
➡水中にいる場合は引き上げる。
濡れている部分をふき取る。
※雪上や小さな水たまり上にいる場合は、ふき取ればそのまま使用OK
■胸にテープ状の薬や湿布が貼ってある場合
テープや湿布により、パッドからのショックが遮断される。
ショックにより軽いやけどを引き起こしてしまう。
➡貼り薬を避けてパッドを貼る。
貼り薬を剥がして、ふき取ってからパッドを貼る。
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③『リズムを解析中です、離れてください』などアナウンスがあったら、
周りにいる人に「離れてください」と大きい声で伝え、
皆が倒れている人に触れていないか確認する。
④解析が終わると『ショックが必要です』か『ショックは不要です』の
どちらかのアナウンスが流れます。
□『必要です』の場合
「ショックが必要なので離れてください」と言い皆が離れているか確認する。
ボタンを押す前に「ショックボタン押します(、離れてください)」と言い、
全員が倒れている人から離れていることを確認してボタンを押す。
□『不要です』の場合
「ショックが不要なので、胸骨圧迫を続けてください」と伝え、
すぐに胸骨圧迫を開始してもらう。
➡ショックは解析が2分おきにあります。
次の解析時にも同じように進めてください。
電気ショックは本当に危ないので、周りは注意してください。
アメリカのある動画で、倒れている人に2人で救助していて、AEDをするという動画があります。ショックの時、1人の足が倒れている人にあたったまま、ショックしたため、心臓が一時止まるから気絶してしまい、倒れた人が2人になって、それを1人が助けようとするという注意喚起を促すパロディ動画があります:-(
では、次はAEDのショックが必要な場合と不要な場合の違いをお伝えしますね:-)
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